3月29日

 

行程 ガリラヤ湖周辺 ティベリヤ、ゴラン 

バニヤス→マサデ→ブカータと少数民族ドルーズ人の村々を通り抜けて、ゴラン高原に向かいます。白い山が「ヘルモン山」(標高2814メートル)です。

 

D.ベンタル要塞(ベンタル山)

1967年の第三次中東戦争では、イスラエルはエジプトからシナイ半島、ヨルダンからヨルダン川西岸を奪いますが、もう一つ忘れてはならないのが、イスラエルの水源地帯であるこの地(ゴラン高原)を巡って、イスラエルはシリアとも戦ったということです。イスラエルの水源であるヨルダン川源流の確保に加えて、ヘルモン山頂のレーダー基地はイスラエルにとって生死にかかわる重要な 場所なので、返還することはないと思われます。

周囲の様子も見たいという方のために、ここから撮った映像を用意しました。 →  動画(ゴラン高原)

 

E.ゴラン・ワイン工場

  カツリン市にある「ゴラン高原ワイナリー」に立ち寄りました。 「ゴラン高原ワイナリー」は、Katxrin(カツリーン)に1983年に設立されました。畑はゴラン高原に11ケ所、ガリラヤ山地に3ケ所あり、4つのキブツ(集団農場)と4つのモシャブ(共同農場)が所有しているそうです。
 1976年より葡萄が植樹され、現在は総面積は490ヘクタール、収穫量は4000トンにまで成長、土壌は水はけの良い火山岩及び玄武岩ででき、緩勾配の斜面と台地からなっています。ガリラヤ湾に近いところから雪を頂くヘルモン山の麓まで広がる農場で、葡萄が栽培されています。年間を通して葡萄畑を厳しく管理し、畑内に張り巡らされた情報収集基地で得られた収穫、気候データに基づいて栽培されています。
 ここで栽培されているのは、カベルネ、シャルドネをはじめとした、ヨーロッパ系のメジャー品種、 現在このワイナリーのつくるワインは1987年からほぼ毎年のように世界各地の様々な賞に輝いています。
 

直売所で、ワインを買ってニッコリ。

ワイナリー向かいの ブドウ園です。

日本でみるブドウの木とは大きく異なっています。両手を広げて立っているだけで、つながってはいません。枝がどう伸びて、葉が茂り、どんな風に収穫するのか一度は見たいです。それには、行く季節を変えなくては。(^_-)

 

F.ランチ

ワイナリーのすぐ近くにあるオリーブ専門店で昼食をいただきました。

オリーブオイルで手を洗います。

昼食です。