オルガンの紹介
イタリア ヴァイカウント社製 「カンティクスT」 1997年11月設置 扱いは「日本オルガン社」
CANTICUS

オルガンにまつわる話
新会堂に建築に合わせて、オルガンを新しくしたいと願っていた私たちに、日本オルガン株式会社を紹介してくださったのは、園部順夫(そのべ すなお)先生でした。ご自身がバイカウント社のオルガン(ユビレーム245)を購入され、そのユビレームシリーズをお勧めくださったのでした。1996年、音楽委員(オルガニスト)と建築委員や興味のある方と一緒に、東京八王子にある日本オルガン社のショールームを訪ねました。展示してある数台のオルガンを見、演奏して、その音色について一同満足しました。訪問するまでは、ユビレーム245(145万円)を候補とするつもりでしたが、性能や側板などの質感などを見比べてしまい、結局数ランク上のドームス1332(240万円)を候補にしたいと思って帰って来ました。
その後、1997年春になって、「カンティクス」発売の案内を受けました。それはカラーコピー版の1枚のパンフレットでしたが、そのデザインは私たちの礼拝堂にふさわしいものと音楽委員たちと判断しました。デジタル音源はドームスと同等品であることから、決断は速やかでした。船便で入荷されるのを待つ時間が長かったように思いましたが、同社のショールームで対面したときは、待っていて良かったと思いました。国内入荷の3台目でした。このオルガンは240万円でしたが、見学に見えた方に「いくらなら買いますか」とたずねると、お世辞半分にしても、定価よりも数段上の数字が返って来ます。
オルガンが入荷すると、日本オルガン社では一度分解し、各部の調整をして(必要ならば改造さえも加えて)、再び組み上げて納品します。海外のもの、イタリア製、にもかかわらず(-_-;)、現在(2000年11月)まで3年間まったく問題なく礼拝で用いています。
と書いてきましたが、やはり機械もの。イタリア製。2001年1月、6月と故障しています。この故障&修理の様子も紹介しています。興味のある方はクリック! 「オルガンの故障と修理」
1998年3月にもった献堂式において、オルガン奉献の祈りをささげました。祈りの式文は、横浜・蒔田教会の今橋 朗先生に作っていただき、演奏には、園部順夫先生にお願いしました。園部先生は明治学院でながくパイプオルガンの奏者として働かれ、眞牧師は当時高校生として礼拝で先生の奏するパイプオルガンを味わっていました。その後、園部先生は日本聖書神学校の器楽の講師として働かれておられ、眞牧師はやがて同学校の理事となり、理事会・評議員会で園部先生とお交わりをいただいておりました。悲しいことに、先生は2000年3月に急逝されました。しかし、奉献の祈りにおいて奏してくださった4曲については、当日、日本オルガン社の岩月里恵さんの協力により、音楽データとしてFDに記録していただいておりましたので、いつでも、先生のあの時の演奏を礼拝堂で再現することが出来ます。また、2000年10月には、附属しんせい幼稚園の園歌作成に併せて、CDを作りましたが、瑠美夫人の快諾をいただいて、その中に4曲を収めさせていただきました。これからはご家庭でも、このオルガンの音と先生の演奏を聴くことが出来ます。
「フーガイ短調」、「主よ、人の望みの喜びよ」 J.S.バッハ
「主なる神、神の子羊よ」 F.クープラン
「いざや共に」の主題による即興曲 S.カークエラート 園部順夫編曲
カンティクスは1年後に、鍵盤下に音色プリセット機能が付き、音色ノブにランプが埋め込まれたタイプUが作られました。現在は、そのカンティクスUが「カンティクス」になっています。私たちのオルガンもVer-up していただけるとのことでしたが、このスタイルのままの方が良いと判断し、あえて変更を加えませんでした。
当教会の礼拝堂面積は、約130uですから、カンティクス組み込みのスピーカーで音量的には全く問題はありませんので、外部スピーカーを増設することはしませんでした。牧師の好みからしますと、ヤマハ製のスーパーウーハーを追加して重低音の質を高めたいところですが、「どうしても必要」というところまでは行っていません。
2000年7月になって、日本オルガン株式会社からバイカウント社との販売代理店契約を取りやめてドイツのBENEDIKT社のオルガンを取り扱うことになったとの連絡が届きました。当教会のオルガンについては、今後もメンテナンスをしていただけることになっています。ちなみに、バイカウント社の新しい販売代理店は大手の「ヤマハ」とのことですが、オルガンのラインナップがどうなるかについては当方では分かりません。
EXPLANATION
外観は古い時代のオルガンにこだわりました。しかし、テクノロジーは最新鋭です。一本一本のパイプの整音が可能、色々なタイプのオルガンを構築できます。
SPEC
61鍵2段手鍵盤足鍵盤30音,32音
アンプ出力:80W × 3
内蔵スピーカーユニット:低音用ウーファー 1本
中音用 2本,高音用
2本
コンソール:楽器用合板に天然板張り仕上げ
寸 法:高さ 180cm 幅:137cm 本体奥行 64cm 全体奥行
100cm
重 量:オルガン 150kg 椅子 22kg 足鍵盤 35kg
イタリア ヴァイカンウト社製 「カントルムV」 1998年12月購入 扱いは「日本オルガン社」
CANTORUMV
オルガンにまつわる話
このオルガンは、ポータブルタイプでありながら、上のオルガンと同じ音源を使っているので、葬儀などを教会外で行うときに持参します。そのへんのエレクトーンよりオルガンらしい音を出します。(25万円)
EXPLANATION
卓上タイプの小型ながらもISO(旧BDO)規格の音色ストップ構成でデジタルサンプリングによるパイプサウンドのすばらしい迫力。
SPEC
61鍵キーボード
Man. | Principal 8 ′Gedackt 8′Octave 4′Flote 4′
Man. | Solo Voice Strings, Choir
Man.|| Bourdon 16′Principal 8 ′Gedackt 8′Octave 4′Flote
4′Octave 2′
Quinte 1 1/3 ′Mixtur 4′Vox Celeste 8 ′Trompete 8′
Man.|| Solo Voice Piano, Supinet
Bass Choral Bass 16′Oktave 8′Fagott 16′
ゼネラルメモリー:5個
SET/PG:音色設定ボタン(メモリー)
最後は、ヤマハのリードオルガンを載せる予定です。