イスラエル編
8日目です。この日はエルサレムの市内観光です。
パレスチナ暫定自治政府の地図を頭に入れましょう。
先ずは、パレスチナ自治区となっている、ベツレヘムへ行きます。このコンクリートの壁の向こうに行くのです。ユダヤ人ガイドのニムロデ氏とイスラエルの観光バスは入ることはでき ませんので、壁のこちら側で待機しています。
壁をくぐって入ると、パレスチナの車に乗り換えました。あとで出てくる土産物店から差し向けられた車3台に分乗しました。
ベツレヘム聖誕教会前です。現在は、ローマ・カトリック教会、ギリシャ正教会、アルメニア教会によって、共同管理されています。しゃがんでいるのが土産物店の社長です。
教会堂の中です。7年前の雑踏はどこへ行ったのか、閑古鳥が鳴いていました。
講壇部の下、つまり地下に「主イエスが生まれた家畜小屋跡」があります。ちょうどお祈りの時間でした。
聖書を読む司祭の足もとに、主イエスが生まれた場所を示す「ベツレヘムの星」のプレートがあります。触ってみてください。ラテン語で「ここにてイエス・キリスト生まれたまえり」と書いてあります。
中庭に、ヒエロニムス像が建てられています。
今回は時間の関係でパスしましたが、奥の稜線の右にあるお椀を伏せたような出っ張り「ヘロディオン」も見学することができます。ヘロデ大王が造った高さ60mの人工の要塞です。 2007年5月に、そこでヘロデ大王の墓が発掘されたとの報道が新聞に載りました。行っておけばよかったかぁ。3年後だ。
2007年5月9日発行の読売新聞夕刊です。
どこへ行くのか分からない写真ですが、車の手配など、お世話になった土産物店です。付近に観光客の姿は見あたりません。
店の前に立ちふさがるように、イスラエルによって建てられた「隔ての垣」である、コンクリート製の壁。高さは7メートルほど。
これが、コンクリートの壁。徒歩旅行者の通路は左にあるって看板に書いてあります。ゲートの向こうには、銃を装備したイスラエル兵がいます。
これがコンクリートの壁の厚みです。 この壁について、2006年6月22日版のBBCのニュースがありました。ピンクフロイドのロジャー・ウォーターの記事です。
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