エジプト編

 

セイントカタリーナでは、7年前と同じ「セイントカタリーナプラザホテル(☆☆☆☆)」に宿泊しました。

 翌朝、つまり3日目、午前1時に起床して、1時30分に集合し、バスに乗って聖カタリーナ修道院まで連れて行ってもらい登山開始。といっても、始めからラクダを15ドル +チップ1ドルでチャーターして8合目まで乗せていってもらいました。所要時間は1時間30分。徒歩ならば3時間はかかります。高齢者はホテルで待機し、ラクダに乗り、いざシナイ山へ!

 満天の星空の下、 ラクダに揺られて、あこがれの満天の星!と、思ったのですが、夜空には下弦の月がさんさんと輝き、「何でこんなに明るいの?」なんて思うほど明るくて、期待していた満天の星空とはなりませんでした。それでも、明るい月が照らし出すラクダとわたしの影は、暗い地面に長くのび、「う〜ん、幻想的」。 写真をうまく撮ることができなかったのが残念。

 

8合目とおぼしき地点でラクダを降り、山小屋風お茶屋にて、一休み。

柱が石(岩)に見えるのですが、ほら穴の中にお茶屋さんが?それとも石で作った建物ですか? よしみ

岩の柱です。正確に言うと、石を積み上げたモノです。左端の暗い部分が出入り口です。中は20人くらい入っていられます。お茶を買わなくてもね。 まっきー

 

 初夏のシナイ山登頂に必要な装具は、日本人の場合は写真のスタイルです。結構な寒さ対策が必要でした。コンタクトレンズの方は埃対策もさらに必要。 7年前に、化石を拾っては登山客に1ドルで売っている、素足に穴の空いた靴を履くようなアラブ人の子どもたちはまったくいませんで、みんなきちんとした靴を履いていました。

シナイ山山頂(2285メートル)です。

6時に日の出という案内だったので、5時30分までお茶屋でのんびりしていました。重い腰を上げて歩き出し、15分ほど登ったところで、なんと「日の出」になってしまいました。(^^ゞ 

山頂での日の出、素晴らしかったでしょうね!!いつかは見てみたいです。でも・・・寒そう! ぴょん♪

頂上に登った感激で、寒さなんか忘れてしまいます。 まっきー

日の出の瞬間を見逃した感激(感激なのか?)は忘れられないのです〜〜〜。 めくん

ごめん。午前6時に日の出と言っていたのに、5時45分に日の出になっちゃうとは。あは。(^^ゞ まっきー

 

わたしにとっては7年ぶりの山頂でした。この7年の変化は驚きでした。土産物屋は増えたし、1ドル払えば壁に囲まれた簡易トイレさえいくつも作られていましたから。

中村牧師、まるで現地ガイドさんのような馴染みぶりですね。(さすがっ) めくん

2度目ですから。それにしても、カメラの調子がおかしいということで、チェック中なのですが、さっぱり判りませんでした。帰国したあとで、「ビデオ撮りモード」になっていただけだと言うことが判ったのですが。メガネをかけないでわかるはずがない。 まっきー

山頂でお茶を点てて飲みました。

日本から持参ですか?向こうの水は硬水? ぴょん♪

エジプトのミネラルウォーターを使いました。軟水です。 まっきー

野点・・・山点は初めてでしたが、素晴らしいお味でした。暖かいお茶に感動!どうやってお湯を持ってこられたのか。そのお気持ちに感謝です! めくん

下山開始です。

夜が明けて明るくなると、世界中の方々がいることに気が付きます。服装も様々で、なかには半袖にジーパン、スリッパのようなサンダルで登山なんてつわものもいました。 めくん

どこかにスカートを置き忘れたの?という女性も見ました。本当に、世界中からここを目指して集まってきているのだと思いました。もちろん、シナイ半島では、モーセが神さまから十戒を与えられたというこの山以外に有名な観光スポットはありませんけど。 まっきー

と、言うことは当然夜が明けるまでは、真っ暗なのでしょうか?星は綺麗でしたか?? ぴょん♪

7年前は満天の星空で、「どうやって星座を見つけたらいいの?」なんて言うほどに、星だらけだったのですが、今回は、下弦の月の光が明るすぎて、ラクダに乗ったわたしのシルエットが長く地面に落ちるほどでしたから、肝心の星はたくさん見ることはできませんでした。しかーし、幻想的な影は、最高!!でしたよ。 まっきー


下山途中で道は二つに分かれます。右は登ってきた道。左は「エリヤの泉」を経由する道で、どちらも聖カタリーナ修道院へつながります。泉は、左端の人のちょっと左、山の陰の中に見えています。キツイ階段があるというのでパスしましたが、行ってみたかった。

真ん中のまん丸の方は・・・?(゚゜)\バキ☆ ぴょん♪

厚着基地越冬隊員です。 まっきー

シナイ山を甘く見てはいけません。防寒はしっかりしましょう。丸くなったおかげで寒さは全く感じませんでした。んがっ、日が昇ったシナイ山を甘く見た彼女はその後熱射病になったのであった・・(暑くなったら脱ごうね) まん丸

熱中症です。 まっきー

登りに乗ったラクダの仲間です。

駱駝:「ヘイ彼女。乗ってかない?」
女 :「うーーん。下りは頑張るわ」
と、丁重にお誘いをお断りした場面です。 めくん

本当は、道に迷っていたところなのです。
やがて、しばらく下ったところでラクダに乗っていたらよかったのにという出来事に遭遇いたしました。 まっきー

 

山頂左端がシナイ山の頂上でした。

シナイ山中腹の「セイントカトリーナ修道院」まで降りてきました。

実際にココで暮らしている修道士の方々はいらっしゃるのでしょうか? ぴょん♪

もちろんいますよ。 まっきー

 

 

修道院の中で最大の見物が、この「燃える シバ」です。

シバ? ぴょん♪

そう、今は燃えないけれど「燃える柴」なのです。この中から神さまの呼びかけの声をモーセが聴いたというのです。(出エジプト記3章) まっきー

あぁ、その「シバ」ですね。こんなところにあったんですか。 ぴょん♪

色とりどりの花が咲き乱れる、避暑地でもある紅海ヌエバで昼食をとり ました。

お腹がでているのは、ここの食事が体に合っている証拠です。 めくん

わたしは今回の旅行で1キログラムやせました。帰国後一週間で、元に戻り、現在は+1キログラムです。o(^-^)o まっきー

 

 

蒼い海に浮かぶコーラル島を眼下に見おろせる場所に、こんな美しい景色がこの世にあるなんて!

 

 

タバでエジプトを出国し、イスラエルに入国します。

イスラエルでは、アミエル旅行者の社員が待機していて、エイラートまで、わたしたちをバスで運んでくれました。

エイラートで、イスラエルを出国し、ヨルダン王国に入国します。パスポートの写真と現在の容姿に変化があるとのことで、約一人が長く拘束されました。

ここまでで、約4時間も費やしたので、ヨルダン人のガイドミスマールさんと会えたのは、午後7時を回っていました。