エル・アクサ寺院(El Aksa Mosque)

 エル・アクサは709−715年にアブド・エル・マリクの息子でカリフのWaleedによって建てられた。地震で壊れたため、1034年にビザンチン教会を材料にして、ファティーマ朝アッザーヒルが再建した。

 1099年、十字軍がエルサレムを奪回すると、エル・アクサはテンプル騎士団の本部となるが、1187年にサラディーンがエルサレムを支配し、再びモスクとし、ドームをモザイクで飾り、メッカに向かう祭壇を作った。オスマンのスレイマン大帝も修復に寄与し、ステンドグラスが加えられた。

 1927,1938年の地震で、ビザンチンおよび十字軍時代の遺物が取り払われた。

 1963年、放火により1000年に製作された木製説教壇が消滅した。

 多くの変遷を経て現在の建物がある。