ベテスダの池(The Pool of Bethesda)

 マカベア時代に造られ、BC2年に大祭司シモンが改築し、AD2年にはヘロデが五柱廊を建てた。のちに、アスクレピオス神殿となり荒廃した。

 この池は、北池(52×39メートル)と南池(64×48メートル)、深さ12メートルの二つの池よりなり、この池から神殿に送水していた。本来は犠牲の動物を洗う場所とされていた。

 主イエスは安息日に足の不自由な人をここでいやした(ヨハネ5:2−18)が、十字架につけられる遠因ともなっている。